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エン・ジャパン株式会社の「入社後活躍研究所」が、「転職者の入社後活躍・定着度調査」を行い、その結果を公表しました。この調査は、１年以内に転職サイトまたはエージェントを使用して正社員の中途採用を実施した企業の人事担当者927名から回答を得たものだそうです。

今、いい人材を採るのはなかなか難しくなっていますが、そういう時代には、せっかく採れた人材を定着させ、育てていくことが大事になってきます。

人材の定着のためには何が必要か、その施策を考えるための参考にして頂けたらと思います。


★調査結果のポイント★

◆１◆ ２年以内に中途採用した正社員の定着度

　・100％   　　 14％
　・80％以上　　 35％
　・60％以上　　 31％
  ・20％未満　　　5％

　※採用経路別に分類すると「転職サイト経由」は「80～100％定着」が46％、
　「エージェント経由」の「80～100％定着」は57％だったそうです。


◆２◆ 中途入社者の活躍・定着を阻害しているもの　※衛生要因

　中途入社者が活躍／定着しなかった要因の上位は、

　・給与に不満があった　　　　　　　　　　　　　19.1％
　・残業が多かった　　　　　　　　　　　　　　　15.5％
　・労働条件（ノルマ等）の厳しさに不満があった　15.0％

　※「10名以下」の企業では
　　「社会保険、労働保険の適用に不満があった」（9.3％、全体2.8％）
　　「深夜手当に不満があった」（7.2％、全体1.6％）のポイントが目立った
　　 そうです。


◆３◆中途入社者の活躍・定着を阻害しているもの　※動機づけ要因

中途入社者が活躍／定着しなかった要因の上位は、

　・職務内容が合わなかった　　　27.5％
　・職場の雰囲気に不満があった　22.1％
　・事業内容が合わなかった　　　21.5％
　・職種が合わなかった　　　　　17.7％


◇調査の詳細は下記でご覧いただけます。
　http://k.d.combzmail.jp/t/69ah/f0iiicu0lq8nizyo2hjOo

 

調査結果を見なくても分かることかもしれませんが、やはり「不満を抱かせない程度の賃金」を確保したうえで、「仕事自体にやりがいを感じさせていく」ことが大事だということですね。